約 4,027,618 件
https://w.atwiki.jp/saiakudesu/
BlackCyc Top AVAで活動するBlackCycのクランページです。 試合はガチで、それ以外は楽しくやっていってます。 メンバー募集の記事 1~3人ほど募集してます、希望の方は気紛れな白猫からくすまでWISで。 サブ垢は不可、それ以外は得に問いませんが爆破のルールを理解してる方に限らせていただきます。
https://w.atwiki.jp/xbox360score/pages/2178.html
Blackgate Deluxe Ed. (Batman Arkham Origins Blackgate - Deluxe Edition) 項目数:30 総ポイント:400 難易度:★★☆☆☆ 製品情報:マーケットプレース(アメリカ) 配信日:2014年4月1日 DL価格:$19.99 ジャンル:Action Adventure PSVitaで2013年に発売された同タイトルの移植版。 現在日本未配信。配信予定があるかも不明。 The Collector Find all detective cases and have all pickups and upgrades 25 Last Laugh Defeat Joker 10 Cobblepot s Plot Was All For Naught Defeat Penguin 10 Face Off Defeat Black Mask 10 Domestic Disturbance Catch Catwoman in Gotham City 10 CSI Blackgate Complete your first detective case 10 Now You re Getting It Get a 12 hit combo 10 In the Flow Get a 25 hit combo 10 Unnecessary Roughness Get a 50 hit combo 15 LEAGUE OF SHADOWS Get a 100 hit combo 15 Fresh Beats Beatdown 10 thugs 10 He s Sleeping Perform 20 stealth takedowns 10 Breathless Die from inhaling gas 10 Grave Digger Unlock the Zombie Suit 10 World s Greatest Detective Complete all detective cases 25 Oral Hygiene Find and destroy all Joker teeth 15 Bird on a Wire Find and destroy all Penguin bird cages 15 Unmasked Find and destroy all of Black Mask s masks 15 World s Snazziest Dresser Obtain all Batsuits attainable through gameplay 25 Armored Edition Find all armor upgrades 10 2112 Find all RUSH upgrades 10 Talk to the Hand Find all gauntlet upgrades 10 秘密の実績 Cage Match Defeat Bronze Tiger 10 Born on a Monday Defeat Solomon Grundy 10 The Man Who Sometimes Misses Defeat Deadshot 10 Cat Scratch Fever Defeat Catwoman 25 Bad Case of the Mondays Defeat Grundy using the Shock Batarang and water 10 Party Pooper Defuse all Joker presents 15 Flew the Coop Rescue all Penguin hostages 15 Circuit Breaker Disarm all Black Mask junction boxes 15 実績内容はPSVita版のトロフィーと同一。PSVita版の攻略サイトの情報がそのまま適用可能。
https://w.atwiki.jp/kairakunoza/pages/2546.html
「お~、今日は見事に晴れてるねぇ」 こなたは、ベッドから体を起こし、カーテンを開けて青い空を見た。 すがすがしい朝だった。 いつもは明日が休みとなると、徹夜でネトゲをするのだが、前日はこなたも疲れていたため、 すぐ横になった。 「早起きは三文の得、かぁ……」 いつもは気だるい朝だが、すがすがしく目覚められると、たまには早起きも悪くないな、と思ってしまう。 こなたはタンスを開けて私服に着替えると、朝食を食べようと居間に向かった。 「おはよ~」 「おはよう、こなた。珍しいな、いつもだったら、昼に起きるっていうのに」 居間では、そうじろうがテーブルの椅子に座って、新聞を読んでいる。 「私だって、休日でも早起きすることぐらいあるんだよ」 こなたは、ハチミツをたっぷり塗った食パンと、目玉焼きとコーヒーを作りテーブルに座った。 「いただきます」 食パンをかじるとたっぷりハチミツを塗っているせいか、噛みしめるたびにハチミツがパンから絞り出され、 春の甘みを彷彿させた。 「そうそう、こなた」 そうじろうは、新聞からこなたに視線を移した。 「きょうはゆーちゃんが来るって知ってるよな」 「あれ?今日だっけ」 こなたは、カレンダーに目をやった。 2月○日に、赤い丸で「ゆーちゃんの来る日」と書いてある。 「あー、そうだったね」 「ゆいちゃんから連絡があったんだが、1時頃にはこっちにくるって」 「1時か……」 こなたは、時計を見ると、8時を指していた。 「まだ時間に余裕があるな……」 アニメのDVDを見ようにも、持っているものは全て見てしまったし、 かといって外に行こうにも特に用事もない。 「しょーがない。ネトゲでもしますか……」 こなたは、食器を台所に持っていくと、自分の部屋に戻り、パソコンの電源をつけた。 「さぁ~て、更新はあるかな……」 いつものようにお気に入りサイトに登録してあるホームページのチェックをしたが、 特にめぼしい更新はなく、こなたは、デスクトップにあるネトゲのショートカットをクリックした。 「……あれ?」 こなたは、腕を組んだ。 「結局早起きしても、やることはおんなじじゃん……」 それからネトゲに没頭していると、玄関のチャイムの音がした。 「お、姉さん来たかな?」 こなたは、ネトゲのキャラの状態を退席中にさせると、玄関に向かった。 「やっほ~、こなたにおじさん。これ、おみやげのケーキ」 玄関には、既に二人とも入ってきていた。 成実ゆいと、小早川ゆたかだ。 「お、ありがとう。さぁ上がって上がって」 そうじろうは二人に居間に来るよう、促した。 「そんじゃ、おじゃましまーす。ゆたか、だいじょうぶ?」 「うん、もうあんまり痛くはないから……」 「ん?どしたのゆーちゃん」 「まぁ、詳しい話は居間でするよ」 「んで、どうしたの?」 こなたはゆいにはコーヒー――ビール持ってきてと言われたが、車を運転しているからダメと言った――、 ゆたかにはあったかいココアを用意した。 おみやげに持ってきたというケーキは、甘くておいしそうで、 あまり飾り付けをしていないシンプルなイチゴのショートケーキだった。 「うん、実はね、ゆたかが陵桜の試験を受けに行ったとき、不良たちにおなか殴られたらしいのよ」 「うそ!?」 不良たちに殴られた? こなたは、この手の事件は大嫌いだった。 人にちょっかいを出す不良たちを見ると、いやな気分になる。 以前ネトゲしているときに聞いた話だが、一人の男性が秋葉原でうろついていると、オタク狩りにあったそうだ。 何度も暴行を加えられた挙句、持っていた金の大半を盗まれてしまったらしい。 自分もよく利用する秋葉原でこんな事件が起こると、黙っていられなくなる。 とはいっても、今回の状況は、従姉妹が陵桜に試験を受けにいった話しだが、それでも怒りを覚えることには 変わりはない。 「それで、どこ殴られたの?」 こなたは、心配そうにゆたかに尋ねた。 「うん、ここなんだけど……」 ゆたかが、服をめくろうとした。 「ストップ、ゆーちゃん!……ちょっと、お父さん」 「ん、な、なんだ?」 「こっから先は男子禁制です」 「いや、こなた、その、ほら、俺もどうなっているか気になるんだよ……」 こなたは、そうじろうを指した。 「ゆい姉さん!連行してください!」 「ラジャー!」 ゆいは、懐からどうやって持ちこんだかは分からないが、手錠を取り出して、そうじろうの腕にかけた。 「さ、おじさんはしばらく向こうに行っててくださいな」 「な!?ちょ、ちょっとゆいちゃん!?どうしてそんな手錠なんか持ってきて……」 ゆいはそうじろうをひきずって、どこかの部屋にそうじろうを置いてきた。 「お待たせー」 「ゆい姉さん……そのうち拳銃とか持ちだすんじゃ……」 「やだなぁ~拳銃なんか持ちだしたら、始末書どころじゃすまないよ」 「手錠ならいいんだ……まぁ、それはともかくゆーちゃん、男子がいるところで不用意に 服をめくっちゃだめだよ」 こなたは、一息おいて呟いた。 「こういうところは、みゆきさんと同じ天然、かな……」 「天然?」 ゆたかは、首をかしげた。 「まぁいいや、ところで、ケガのほうは?」 「あ、うん、ここなんだけど……」 ゆたかは服をめくって、腹を出した。 パッと見では、特に外傷は無いようだ。 「ここのへその上あたりが痛いんだ……」 「ここ?」 こなたは、ゆたかの痛い部分に触れてしまったためか、ゆたかは「いたっ」と声を上げた。 「あ、ごめんゆーちゃん……」 「ううん、平気。ちょっと痛かっただけだし、痛みも大分おさまってるし」 ゆたかは、服を下ろした。 「それにしても、許せないね……」 こなたは、怒りこもった声で言った。 「ゆーちゃん相手に暴力を振るうだなんて」 「まったくだよ」 ゆいも同じく、妹に手を出されたことに腹を立てているようだった。 「ゆーちゃん、今度その不良たちを見かけたら、お姉さんに言ってね。私が退治してきてあげるから!」 「ゆたか、お姉ちゃんも、署から拳銃持ちだして、戦ってあげるからね!」 「ちょ!ゆい姉さん、さっき始末書じゃすまないって……」 「冗談だよ、冗談」 「あ、あの」 ゆたかが、二人のやりとりに口を挟んだ。 「実は、私を助けてくれた人がいるんだけど……」 ゆいは、思い出したかのように、指をパチンと鳴らした。 「そうそう、たしかゆたかから聞いた話によると、不良たちをボコボコにしただけでなく、 ゆたかを保健室まで連れてってくれた親切な人がいたんだよ」 こなたは、感心したように言った。 「へぇー、そんな人がいたんだ。どんな人?」 「えっとね……」 「はぅぅぅ~~~、緊張したぁ……」 入学試験という人生の別れ道を切り抜けたゆたかは、今まで張りつめた緊張の糸がきれたのか、 まるで糸が切れた凧みたいに、フラフラしている。 ゆたかは、持ってきた教科書を読んで答えを確認しようと、ベンチに座った。 「うんうん、ここの問題は大丈夫だったね……。うん、間違いない」 自分のベストは尽くした。 あとは結果を待つだけだ。 「よし」 ゆいが来るにはまだ時間があった。 ゆたかは、試験会場に向かう前に、学校近辺にケーキ店があるのを見逃さなかった。 これから泉家に向かうのであれば、おみやげも持っていくべきだろう。 それに、ちょうど自分も食べたかったりもした。 ゆたかは立ち上がって、ケーキ店に向かった。 校門を抜け、車で来た道筋を思い出しながら足早にケーキ店に向かった。 「なに買おうかな……。やっぱりイチゴが基本だよね。でも、チョコレートも捨てがたいなぁ……」 ゆたかは、今までの受験に対するプレッシャーが解き放たれたため、気分が軽かった。 少なくとも、この時までは。 そして、この後に、彼女にとって、運命的な出会いを果たすことになった。 「ねぇそこのきみ、ちょっといい?」 ゆたかは振り向くと、そこに三人の女学生がいた。 一人は茶色のショートカットで、後の二人は金色のロングヘアー。制服から察すると、 陵桜の生徒ではなさそうだ。 三人ともバッグに大量のキーホルダーを付け、やたら厚い化粧をしている。 なにか悪いことでも企んでいるかのようなにやけに、ゆたかは、直観的に『不良グループ』と感じ取った。 「な、なんですか?」 ここで無視すると、なにをされるか分からなかったので、とりあえず返事をした。 「ねぇちょっといい?あたしらと話しがあるんだけどさぁ」 「あ、あの!」 不良グループは、ゆたかの腕をいきなり握りしめると、人通りの少ない裏道に連れて行かれた。 裏道は、猫一匹もおらず、そこらへんに紙屑やらアルミ缶が転がっていた。 薄汚れたポリバケツからは、嫌な匂いが漂っており、昼だというのに、 まるで曇っているかのような雰囲気だった。 ゆたかの周りに、不良グループが囲んでおり、背後にはブロック塀があるため逃げることができなかった。 ゆたかは、本能的に危険を感じ、震えていた。 「あのさぁ」 不良グループの内のショートヘアーが口を開いた。 「金、貸してほしいんだけどさ」 ゆたかは、自分の見てきたテレビ番組の経験上、これは弱い者に対して行うたかり行為だった。 『金を貸してほしい』とはいうが、実際には金なんて返ってこない。 もともとたかるつもりだからだ。 「だ、だめですよ……」 ゆたかは、水気のないぞうきんを絞るように、言った。 「このお金は大切なお金なんです……見ず知らずの人に貸すわけにはいきません」 金髪のロングヘアーが、面倒くさそうに言った。 「私たちねぇ、今お金に困ってんのよ。それでさぁ、すぐに返すから、ね、ね?」 ――その笑みは、ぜったい嘘だ。 ゆたかは、手に持っていたバッグを、胸に持っていき、誰にも盗られないように強く抱きしめた。 「か、返すったって……あなたたちは、絶対、返す、人のようには、見えません……」 しどろもどろにゆたかは、反論した。 茶髪のショートヘアーが、少し強気で言った。 「……ねぇ、痛い目見るのと、少しだけお金貸すの、どっちがいい?」 ゆたかは、息を飲んだ。 まるで、蛇に睨まれた蛙のように、ゆたかの体が動かなかった。 (怖い、怖い……お姉ちゃん、助けて……!) ゆたかは、必死に姉が助けに来てくれるよう、祈った。 しかし、その祈りもむなしく、金髪のロングヘアー二人は、ゆたかの両腕を強引に広げた。 バッグは、ゆたかの右手にしっかりと握られている。 「ほら、少しでいいって、言ってるじゃん!」 「いやぁ……!離してぇ……!」 助けを呼ぼうにも、ゆたかは恐怖のあまり、声が出なかった。 茶髪のショートヘアーの女学生は、ゆたかの腹めがけて、右の拳を放った。 「っ!!」 ゆたかはうずくまって、右手から、バッグが落ちた。 不良グループは、まるで金魚が餌に集まるように、バッグを漁って、財布を取り出した。 ゆたかは、当たり所が悪かったのか、息ができずに苦しんだ。 「じゃ~ね~♪お金出来たら返しにいくからね~♪」 まるで子供みたいにはしゃぎながら、不良グループは一目散に走った。 「お願い……!返してぇぇ…………」 追いかけようにも、腹部の痛みが激しく、立ち上がることができなかった。 ゆたかは、悔しさのあまり、泣き出しそうになった。 ゆい、泉家の人たちにケーキを送って喜ばせようと思ったのに、痛い目にあって、お金まで盗られて……。 その時だった。 不良グループの前に、一人の男が立ちふさがった。 大きな男で、身長が185センチもあり、肩には大きなバッグをかけ、黒い学生服を着ている。 恐らく、体重は70~80キロはあるだろう。 学ランは前を開けており、たおやかな黒いマントのように風でなびいている。 緑色の髪をしており、一流の職人が削り上げた一点の曇りもないサファイアのような蒼色の瞳からは、 冷たい水に濡れた日本刀で突き刺すような視線で、相手を見つめている。 まるで体中がマグマで構成されているようなスマートな肉の付き方であることが、服の上からでも分かった。 拳は、格闘技でもやっているのだろうか、まるで所々デコボコがついている黒く熱を持った 巨大な岩石のようだった。 全体の雰囲気からして、世界の終りを表す血のように赤い空に、地獄の土のような黒い雲が 広がっている中、一匹の獣がいる。 その獣は、少しでも逆鱗に触れようものなら、全てを完膚なきまでに叩きのめし、 大量の原型が留まっていない――中には、割れた骨が皮膚を貫き、苦痛の表情を浮かべた―― 人間達の死骸の上に君臨している黒く鈍い光を放つ毛並みをした巨大な狼のような雰囲気が漂っている。 「……お前ら」 男が、口を開いた。 「こんなところでなにをやっているんだ?」 男の声に、ゆたかは、聞き覚えがあった。 以前泉家に遊びに行った時、こなたが見ていた「ヘルシング」というアニメで、 主人公アーカードの声がゆたかは気に入った。 名前を覚えておこうと思い、アニメのスタッフロールで確認した。 確かその声優の名前は…… 中田 譲治。 その人にそっくりの声だった。 「どうも穏やかな雰囲気じゃねぇな……」 男は、首の骨をコキリと鳴らした。 「お願いします……!財布を、取り返してください!」 ゆたかは、精一杯の力を振り絞って、言った。 男は、ゆたかと不良グループを交互に見た。 不良グループは、なんとかこの状況を打開しようと、子供のような声で言った。 「いやさ、この子とあたしらは、友達なんだよ。少しばかりお金借りちゃってさ、 すぐ返すって言ってんのにしつこいんだよ」 男は、小さい声ではあるが、力強く言った。 「友人から金を借りるのに、腹を殴る必要があるのか?」 「いや、あの子突然お腹壊しちゃってさ。うずくまってるわけ」 不良グループは、いやらしい笑みを浮かべた。 「嘘をつくな」 男は、不良グループに一歩近づいた。 「返しな……。それとも、痛い目見るか?」 「……あんた、なんだよ、借りたって言ったじゃん!すぐに返すからさ、そこどいてくんない?」 男は、一歩もゆずらず、言った。 「三回は言わない……。返すか、痛い目を見るか……」 ショートカットの女学生は、うざそうに男を睨んだ。 「あんたもしつこいねぇ。それに、痛い目合わすということは、あんたは、 女に暴力振るうって言うのか――」 その時、男は右足の太股をあげて膝を曲げた。 瞬間、一気に膝をまっすぐに伸ばし、つま先部分をショートカットの女学生のみぞおちに自分の全体重をかけ、 躊躇なくぶちのめした。 前蹴りだ。 生々しい音と共に、女学生は一気に吹っ飛ばされた。 前蹴りは、向かってくる敵に対して間合いをとるためだけでなく、直線的な技ゆえに体重をかけやすく、 正確なコースで体重をかけ、急所を狙えばかなりの破壊力を生む。 女学生は、うずくまって口からよだれを垂らしている。 突然の不意打ちでみぞおちに食らってしまったため、女学生は息がつまり体内の空気を全て排出するように 咳き込んだ。 「殴る気はねぇ……」 男は、呟いた。 「最初から蹴るつもりだった」 二人のロングヘアーの女学生は、まるで殺人鬼が起こした殺人現場に居合わせた民間人のように、凍りついた。 「あ、あんた……女に向かって、暴力を振るうなんて……」 「あ?」 男は、脅すように言った。 「人の物を盗ろうとするやつが、いざ痛い目見た時には、女を強調するのかよ……」 そこで、一息ついた。 「ふざけんじゃねぇ」 男は、静かに、しかし、叫んでいるかのように言った。 「女だったら、痛い目見ずに済むとでも思ってんのかお前らは? 自分より弱いやつから物をたかろうとするやつなんざ、男でも女でもどいつもゲス野郎だ。 ましてや、あそこの女を殴ったお前らに、女を強調する資格はねぇ」 二人は、心底怯えきった様子で、無理やりショートカットの女学生を起こさせ、退散することにした。 「お、覚えとけよ!」 二人は、いかにも悪役らしいセリフを吐いた。 「あぁ、覚えておくさ……」 男は、ゆっくりと、呟いた。 「次にてめぇらのツラを見かけた時は――」 そして、野獣のような瞳で睨んだ。 「千発ぶちこんでやる」 不良グループは、息を飲み、そそくさと退散した。 男は、舌打ちすると、いつのまにか地面に落ちていた財布を拾い上げ、土を払い落とし、 無言でゆたかに差し出した。 ゆたかは、しばらく衝撃的な光景に混乱していたが、差し出されたサイフを見て反射的に受け取った。 お礼の言葉を言おうにも、頭の回転が付いていかず、黙ってうつむいてしまった。 男は、ゆたかがサイフを取るのと同時に、ゆたかに一瞥もしないで足早にその場を立ち去ろうとした。 「あ、あの!……うっ……」 ゆたかは、まだ痛みが治まっていないため、またうずくまった。 男は振り返って、ゆたかの様子を見た。 「……痛むのか?」 男は、灰色で端に「Led Zeppelin」と書かれたハンカチを取り出し、ゆたかの口の端から垂れている よだれを拭いた。 「近くに学校がある。一緒に保健室に行くか?」 「いえ、だ、大丈夫です……」 男は、ため息をついて、いきなりゆたかをお姫様ダッコした。 「あ、あの!」 ゆたかは、いきなりのことで驚きを隠せなかった。 「顔色が悪いぞ。……無理はするな」 「悪いですよ……。サイフを取り戻しただけじゃなく、ここまでやってもらうなんて……」 ゆたかは、遠慮がちに言った。 「どうせ乗りかかった船だ。気にするな」 「……すみません」 男は、馬のように高校まで走って行った。 裏道を出た瞬間、通行人はまるで檻から放たれた野獣を見るように男を見たが、男は全く気にしなかった。 「……失礼します」 男は足で、保健室のドアを開けた。 保健室には、三つのベッドがあり、奥には洗面台がある。 幸い、誰も保健室を利用していないようだ。 「あら、どうしたのですか?」 物陰から、黒くて長い髪をした女性が出てきた。 おっとりしていて、まるで優しい母親のように、母性的な雰囲気をしている。 白衣の胸ポケットの名札には、『天原』と書かれている。 「不良が、こいつの腹を殴った」 男は、ゆたかをベッドに下ろした。 「え、それは大変ですね!大丈夫ですか?」 ゆたかは、しどろもどろに答えた。 「……はい、大丈夫です」 天原は、言った。 「じゃぁ、ちょっと殴られたところ、見せてくださいね。……あぁ、それと」 「俺は後ろを向いていればいいんだな……」 男は窓のところに向かい、グラウンドを見つめた。 天原は、ゆたかの制服をめくり、腹を見た。 「……赤くなっている以外、特に目立った外傷はないようですね。痛むようであれば、 ここのベッドで横になっていて下さい」 「ありがとうございます」 天原は、男の方に向かって言った。 「一体どうしたんですか?」 男は天原のほうを向いた。 「ケーキ屋の近くで、変な声がしていたから覗きにいったら、女の不良達がこいつを絡んでいた……」 「それで、どうしたんです?」 「……痛い目に合わせて脅しておいた」 天原は、驚いたように手で口を覆った。 「つまり、暴力で解決したんですね?」 「言っても聞かねぇからな……」 天原は、渋い顔をした。 「でも、すぐに暴力をふるうのもどうかと思いますが……。 ましてや、相手が女の子だったら、なおさら……」 「話が通じる相手であれば、俺も最初から腹を蹴ってはいない……」 「腹を蹴って……」 「あ、あの、天原先生!」 ゆたかが、二人の会話に口を挟んだ。 「その人は悪くないです!絡まれた私が悪いんです……」 「違うな、お前は何も悪くない。悪いのは、騒ぎを大きくした俺とあいつらだけだ」 男は、ゆたかに言った。 「……まぁ、ともかくあなたも、あまりこういう暴力沙汰は起こさないほうが身のためですよ?」 天原は、観念したように言った。 「……努力はする」 男は、ベッドの隣にあるイスに座り、ゆたかを見た。 「ところで――」 「兄貴ぃぃぃぃ~~~~!!!!」 男の会話を遮るような声が保健室に響いた。 ゆたかはドアを覗きみると、黒い髪をして、メガネをかけた身長が175センチある男子学生が入ってきた。 「兄貴、こんなところにいたんスね!?いや~捜したっスよ~」 この男の声は、声優の難波圭一という人にそっくりだった。 「お前なぁ……先に帰ってろと言っただろ」 「そんな釣れないこと言わないでさ~一緒に帰りましょうよ~……っと、そっちの女の子は?」 「えぇ」 天原が、説明した。 「どうやらこの子が、不良達に絡まれているところを、そっちの男の子が助けたそうです」 「あぁ、あれやっぱり兄貴だったんだ」 「あれ?」 ゆたかは、首を傾けた。 「兄貴って、人が困っているところ見ると、放っておけない性格なんスよ。 途中、通行人が「女の子をお姫様抱っこした大きな男の子が、学校に向かって走って行った」って、 聞いたから」 「あら」 天原は、笑いながら男を見た。 「女の子を運ぶ時、お姫様抱っこしちゃったの?」 「……」 「お~、兄貴照れてる照れてる」 男は、無表情でゆたかのほうに向きなおった。 「……話を戻すが、何しに行ってたんだ?」 「あ、私は、普段お世話になっている人と、これからお世話になる人がいるので、 その人たちにケーキを贈りたいと思って……」 「………………」 男は、しばらく考え込むと、男のバッグを開けた。 「あ、兄貴!それはゆかり姉貴の……」 「………………」 「……分かったよ。兄貴のそれは、今に始まったことじゃないし」 男はバッグの中から、白い箱を取り出した。 「さっきのケーキ店で俺が買ったケーキだ、持っていけ。……まぁ、中身はさっき走ったから、 ぐちゃぐちゃになっているかもしれんが」 「えぇ!?」 ゆたかは、驚いた。 無理もない。知り合って間もないというのに、保健室に連れて行ってもらえただけでなく、 ケーキまであげるというのだ。 「そんな、悪いですよ!」 「いいから取っておけ……。今のお前の体で行って、倒れたりでもしたら、もう庇いきれねぇからな」 「でも……」 「……かまわん。たかがケーキだ」 ゆたかは、しばらく考えて、メガネをかけた男子生徒を見た。 「もらっちまいなよ」 メガネをかけた男子生徒が、言った。 「兄貴のいつもの癖だよ。困ってる人を見かけたら、君みたいに助けたがるんだよ」 そして、ゆたかは意を決し、ケーキを受け取った。 「……それじゃぁ、いただきます」 ゆたかがケーキを受け取ると、男はゆたかの頭に手を置いて、かすかに微笑んで、すぐに元の表情に戻った。 「もう行くぞ」 男はイスから立ち上がり、保健室のドアを開けた。 「あ、待ってくれよ兄貴!」 「あの!」 ゆたかが、慌てて呼び止めた。 「……いろいろと、ありがとうございました」 「…………ああ」 男は少し立ち止まったが、すぐに保健室から出て行った。 「……口よりも手のほうが早いって感じだけど、いい人ですね」 天原は、言った。 「……私もそう思います」 ゆたかは、自分が何かを握っていることに気がついた。 それは、先ほど自分のよだれを拭いた男の灰色のハンカチだった。 「……名前、聞いておけばよかったなぁ」 「……っていうことがあったんだ」 ゆたかは、ポケットから灰色のハンカチを取り出し、二人に見せた。 「ふーん……これがゆーちゃんを助けた男の人のハンカチかぁ……」 こなたは、ハンカチをマジマジと見た。 「……よだれ付きなら、高く売れそうだねぇ」 「ふえぇ!?」 「こらこら……」 「まぁそれはともかく、よかったねぇ、助けてもらえた上に、ケーキまでもらえるなんて」 こなたは、ハンカチをゆたかに返した。 「また会えるといいなぁ。その時は、ハンカチ返さないと……ところでお姉ちゃん、 陵桜の近くで会った人なんだけど、確か陵桜って、男子は学ランだよね?」 「うん」 「心当たり、ない?陵桜の近くのケーキ屋辺りで会った人だから、そこの学生じゃないかなって……」 こなたは、自分の覚えている限りの男子生徒を考えた。 白石みのる――いや、違うだろう。 身長が180センチも無いはずだし、仮に不良たちがいたとしたら、尻尾をまいて逃げてしまうだろう。 後は、もう、心当たりはなかった。 13クラスもあるマンモス校だが、今まで学校の中で見てきた限りでは、185センチもある男なんて、 見たことも聞いたこともない。 「うーん……ごめん。わかんないや」 「そっか……」 ゆたかは、残念そうに言った。 「……でも、いつかまた会えると思うな。その時には、このハンカチ返さなきゃ」 高良みゆきは、近所の幼馴染み――岩崎みなみ――の家に遊びにいった。 ここの子が、陵桜を受けにいったからだ。 家の大きさは、みゆきと同じくらい大きく、庭では大きな白い犬、チェリーが日向ぼっこしながら、 昼寝をしている。 みゆきは、チャイムを押した。 「はーい。あ、みゆきちゃん」 玄関から、緑色の髪をした、美人な女性が出てきた。 みなみの母親だ。 「こんにちは、今日は、みなみくんに本を返しにきました」 「あら、そう。みなみは、いつもの部屋でギターを弾いているところよ」 「わかりました」 「……ところで、みゆきちゃんのお母さん、どう?」 「えぇ、楽しみにしていたケーキが食べられず、ちょっと拗ねています」 みゆきは、苦笑いを浮かべた。 みゆきの母のゆかりは、高校生の娘がいるとは思えないほど美人で若々しく、 近所の人もおかしな――いい意味でだが――人として知られている。 以前、みなみが友達の田村ひよりを家に遊びに連れてきた時、ゆかりの目に止まった。 ひよりは、ゆかりを「おばさん」と呼んだら頬を膨らまし 「みなみくんのことを兄貴って呼んでるなら、私のことは姉貴って呼んで」と言った。 「あの子、途中で食べたって言っていたしねぇ」 みなみの母は、言った。 「でも、お友達の田村くんは、『ケーキは、兄貴が困っている人を見かけたからあげた』って言っていたわ」 「……みなみくんらしいですね」 「そうねぇ。あの子ってば、素直じゃないんだから。自分の手柄を自慢する子じゃないのよね」 「そこが、みなみくんのいいところだと思います」 みゆきは、家に上がり、いつもみなみがギターを弾いているところに向かった。 部屋の隅には、立派なグランドピアノが置かれている。 やわらかそうなソファには黒い髪で、メガネをかけている男の子が座って本を読んでいる。 そして、もう一人の男は、父親からもらった愛用のギブソン・レスポール・スタンダートを持ち、 100円玉をピック代わりにして弾いている。 首には、愛用しているHOHNER社のMarine Bandを 銀色のハーモニカホルダーに挟み込み、ギターを弾いている時でも吹けるようになっている。 緑色の髪で、ジーパンにシャツ一枚の姿になっており、鍛え上げられて硬そうな肉体が露わになっていた。 そう、この男こそが、ゆたかを助けた男である。 「こんにちは。みなみくん、それに田村さん」 コメントフォーム 名前 コメント これなんてギャルゲー? -- 名無しさん (2009-06-15 20 08 03)
https://w.atwiki.jp/black_knight/pages/39.html
チャンネル☆7チャン。 Q.名前は何と読みますか? 【7】 Q.どこからきましたか? 【19XX年】 Q.メイン、サブジョブを教えてください。 【格闘か槍】 Q.キャラ設定があればどうぞ。 【ない・w・】 Q.FF14でやりたいこと。 【女装】 Q.あなたの性格は? 【わがまま】 Q.座右の銘は? 【我が一生に一片の悔いなし】 Q.好きな四字熟語は? 【無想転生】 Q.好きな食べ物は? 【えいひれ&芋焼酎】 Q.趣味は? 【FF】 Q.大切なものは? 【なんだろ】 Q.FFシリーズで好きなキャラは? 【ゴルベーザ(FF4)】 Q.FF歴は? 【3.4.5.6.7.8.10.X2】 Q.FF11経験者ですか? 【素人です。】 Q.なにかあればどうぞw 【兄弟募集中】
https://w.atwiki.jp/team3babo/pages/22.html
DPS/TANK Career固有は3ポイントコンボ 1 2 2 3に進めるSkillが固定されてる
https://w.atwiki.jp/wakuwakukuwakabu/pages/96.html
本日、埼玉スーパーアリーナで行われた「ブラックアウト」というイベントに行ってきました。 いつもの事ながら朝早くに出て会場に向かう。会場についてからはじめてどのホールで開催かが分からず最上階まで行き各階で一周しながら2階までいきました。 そこでイベントの関係者に出会い何とか会場入り口前に到着!! 大体十人くらい人既に並んでいました。 暫く待つと大泉にある「WITH」というお店であった夫婦?に遭遇。少しいろんなお話をした後、まだ時間があったのでお酒を買いにコンビニへ かえって来て暫く待っているうちに、おかしな現象が!!! 何故か私の前に並んでいる人の数が数倍に増えてるのです!? チャッカリした人が多いですね~酒飲んでなく、学校帰りのおかしいテンションなら喧嘩売ってましたね(代わりにコンクリの壁に軽く突きの練習してましたが・・・完全怖いあんちゃんですね)。いやぁ落ち着いててよかった 暫くして、「コクワ」のサイトで知り合ったコウタさんに合流! 会場の係りの人が 「整列して下さ~い」 というと予想通り割り込み組みはそ知らぬ顔で前の方に行ってました。知り合いがいるなら許せるんですがホントにただの割り込みでした。子供連れも多かったんですがそんな親の子供は将来同じ様なことするんでしょうね~。 閑話休題 チケットを買って粗品ゲット!!! それからさらに一時間待っていました。(その間に以前プレ企画でケイスケギラファを頂いたnoriさんとお話とかしてました。) そして開催時間がやってきてついに会場入りすることになりました 2006/08/05 black 続きへ
https://w.atwiki.jp/tohomusicdb/pages/296.html
天狗が見ている ~ Black Eyes 作品:東方文花帖 〜 Shoot the Bullet. シーン: データ BPM 拍子 再生時間 調性 使用楽器 コード進行 ZUN氏コメント 撮影曲2です。 怖いような可愛らしいような奇妙なノリを持たせました。 人を攫ったり喰ったりが当たり前の妖怪なのに、どこか陽気で人当たりも良さそうな所が、幻想の天狗のイメージ。 この曲には、その怖さと陽気さ、暢気さを混ぜた感じになっているかと思います。 (東方文花帖 Music Roomより) 解説 コメント この曲の話題なら何でもOK! 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/d-black/
DARKER THAN BLACK -黒の契約者- DARKER THAN BLACK -流星の双子- DARKER THAN BLACK -漆黒の花- 本wikiは以上のDARKER THAN BLACKシリーズ作品を扱っています。 放送局情報 MBS 10月8日スタート 毎週木曜深夜1時25分~ TBS 10月9日スタート 毎週金曜深夜1時55分~(初回放送のみ深夜2時10分~) CBC 10月21日スタート 毎週水曜深夜2時00分~ 関連リンク 公式:http //www.d-black.net/ MBS公式:http //www.mbs.jp/d-black/ 公式ブログ:http //darker.cocolog-nifty.com/ アニメ@nifty http //anime.nifty.com/d-black/ BONES http //www.bones.co.jp/index1.html AAまとめ:http //aa.tamanegi.org/anime/d-black/ Wikipedia:http //ja.wikipedia.org/wiki/DARKER_THAN_BLACK_-%E9%BB%92%E3%81%AE%E5%A5%91%E7%B4%84%E8%80%85- 制作ヨタ日記:http //www.bones.co.jp/dtb2_yota/ 避難所:http //jbbs.livedoor.jp/anime/8049/ 編集は自由です。ご協力お願いします。 消さなくてもいいのに - 名無しさん 2009-11-15 23 19 45 あっちもこっちも「以下ネタ」で糞つまらんチラ裏で埋め尽くされるよりマシ - 名無しさん 2009-11-16 00 35 21 黒の契約者の過去ログも欲しいです - 名無しさん 2009-11-17 17 58 36 黒の契約者の方は過去ログわからんからメニューだけいじっといた - 名無しさん 2009-11-18 19 40 14 喫茶店でモーニングがあるのは名古屋地域だから、スタッフに名古屋出身がいるとみた - 名無しさん 2009-12-03 20 30 18 誰だよ強さランクとか意味不明なものつくったやつ - 名無しさん 2009-12-30 23 12 52 コメント覧は別のページにしたほうがいい。トップはやめた方がいい。 - 名無しさん 2010-01-09 18 40 47 ↑×3 別に名古屋地域じゃなくても喫茶店にモーニングある地域あるよ - 名無しさん 2010-01-17 04 20 40 静岡・京都・大阪・兵庫と住んだが全部喫茶店にモーニングあったぞ - 名無しさん 2010-01-21 17 47 46 強さランク吹いた - 名無しさん 2011-02-28 17 11 31 名前
https://w.atwiki.jp/bemanilyrics/pages/1623.html
いつからか こんな変わらないキモチを 大切に過ごしているソレだけでイイから 今しかない時代を頑張って生きている 太陽のチカラと光浴びて ずっと何かが大切で 何がイイか考えた 何もワカラナイ世の中のコタエなんていらない! ボクらの声が たった1つの真実! いつからか夢も越えていた 気付かずに過ぎてた 時間を変えて ボクらだけの この世界は きっと誰よりも明るい未来が待っている 新しいコトやれるだけの勇気って何だ? 間違えなんて全然きにしなけりゃイイ! いつだって「カタチ」にしてくチカラを 今まで忘れてた勇気に変えて ボクらだけの世界求め そして いつかきっと絶対生まれてく 夢を掴むまで!
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/36812.html
登録日:2017/05/07 (日) 21 10 12 更新日:2022/03/03 Thu 19 02 29NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 Black Rose Suspects アプリ ゲーム サスペンス サスペンスRPG スマホ スマホゲー スマホゲーム ソーシャルゲーム ハードボイルド ブラサス ブラックローズサスペクツ 基本無料 杉田智和 椎名へきる 課金 豪華声優陣 貞本義行 鈴木理香 ■概要 『Black Rose Suspects(ブラックローズサスペクツ)』とはAndroid/iOSにて4月13日から、 2018年1月31(水)15時59分まで配信していたスマホゲーム。略称はブラサス。 企画原案・シナリオを鈴木理香氏が、メインキャラクターデザインを貞本義行氏が担当する。 配信される前は本格サスペンスであると思われていたが、実際は本格サスペンスRPGであり異能バトルゲームでもある。 キャラクターはホーム画面やシナリオではLive2D、バトルは3Dで表現されている。 ■あらすじ 近未来。 「WG(ワールドグレイテストギャップ)」と呼ばれる世界大恐慌のあと、「アース連合」によりひとつの国家となった地球。 連合政府は恒久平和な世界を目指し、全地球民を遺伝子レベルで管理する政策を打ち出し、 リバティゲート大学の研究チームによる「レッドシステム」の採用を決定した。 リバティゲートの街の海辺に立つ故ブルーノ・リッチが創業した「ホテル・ザ・ペルゴラ」。 ブルーノの孫で元ニューヨーク市警刑事の「イアン・ハンター」は、 祖父のホテルを相続するがその身分を隠し、ホテルの専属探偵となって、 「ブラックローズ」と呼ばれる未解決連続殺人事件の容疑者として謎の失踪を遂げた弟の「バード」の行方と事件の真相、そしてアース連合に潜む闇を暴いていく。 (公式より引用) ■登場人物 イアン・ハンター CV:杉田智和 本作の主人公。アメリカ人。32歳。元刑事であり現在はホテル探偵をしている。 弟が連続殺人犯の容疑をかけられたため、容疑を晴らすために刑事を辞めた。 祖父からホテル・ザ・ペルゴラを継いでおり、この事を皆には隠している。 昨年に妻と離婚したバツイチ。 ネイソン・グレイ CV:安元洋貴 酒と美人に目がないフリーのカメラマン。オーストラリア人。 ペルゴラのバーの常連客で、学生時代はボディビルダーの大会で優勝した経歴を持つ。 サラ CV:椎名へきる 男を虜にする美貌を持つ本作のヒロイン。ドイツ系アメリカ人。 ペルゴラのバーでピアニストとして活動しており、美貌も手伝って彼女目当ての常連客も多い。 聞き上手だが感情を表に出さず、自分の事も話さない。 リチャード・クラーク CV:中村悠一 故ブルーノ・リッチの管財人をしている弁護士。イギリス系アメリカ人。 ホテルをイアンに相続させた本人であり、イアンが現オーナーだという事を唯一知る人物。 弁護士としての腕も一流であり、家事も完璧。 レオ・アビントン CV:下野紘 ペルゴラのフロントマンをしている銀髪の男性。日本とフランスのハーフ。 一見人当たりの良い青年だが、何を考えているのか検討がつかないミステリアスな人物。 ホテルに事件が起きるのを楽しんでいるフシがある。 ミオ・アンダーソン CV:緒方恵美 ペルゴラにあるカフェでウェイトレスをしている。日系アメリカ人。 可愛らしい見た目をしており、緒方氏も珍しく女性ボイスで演じてはいるが、実は男。 紅レイカ CV:悠木碧 ペルゴラの支配人ジンダルの秘書をしている女性。インドと日本のハーフ。 明るくて勝気な性格で退屈が苦手。 自信過剰な部分もあるが、偶に見せる甘えが男心をくすぐるとか。 日々キメラ退治をしているのだが、これは時間外労働に当たるのではないか、そうでなくとも危険手当を要求するべきなのではないかと、悩んでいる。 アビー・ジャスティン CV:釘宮理恵 ペルゴラ内のショップ店員をしている。日系アメリカ人でメリーの双子の姉。 明るく活発な性格で、家事は不得意だが運動は得意。 メリー・ジャスティン CV:花澤香菜 ペルゴラ内のショップ店員をしている。日系アメリカ人でアビーの双子の妹。 大人しく用心深い性格で言葉数も少ないが、強い意志を秘めている。 小さい頃から歌手になる夢がある。 アルベール・アレクサンドリーネ・フェリス CV:木村良平 ペルゴラの常連客の一人で、貿易商をしている北欧のフェリス王国人。 何事も一流であることを好むミステリアスな人物。 実ははWG時に祖国の内乱によりネオアメリカに亡命してきたフェリス王族の王子。 ソフィー・ベルツ CV:水瀬いのり ペルゴラ内でパティシエ助手として働く、短い青髪をした少女。ドイツ系アメリカ人。 のんびりとした性格で、いわゆる『守ってあげたくなる』女の子。 幼い頃からの夢『パティシエ』を目指して修行中。 ベティ・タナー CV:戸松遥 リバティゲート大学に通うアメリカ人の女学生。アメフト部のチアリーダーをしている。 成績優秀・品行方正・スポーツ万能の学園のマドンナだが、男運がなく、好きになる男はいつもダメ男。 猫好きだが猫アレルギー。 キャロル・ドノバン CV:茅野愛衣 オールギャザー教会のシスター。アメリカ人でティ―ミーは弟。 教会の中にある保育院で子供の面倒を見ている優しい女性で、家事も得意なのだがドジっ娘。 べディとは幼なじみ。 ララ・ミケーレ CV:田村ゆかり ペルゴラのカフェでバイトしている学生。 人種的にはアメリカ人と中国人のハーフだが、実は遺伝子工学の権威ミケーレ博士により生まれたクローン人間。 完璧な容姿の持ち主であり、アイドルを目指している。 痛みや生死観というもの疎く、感情表現が苦手。 ヘイワード・ゴールドマン CV:マフィア梶田 アース連合の幹部。 ネオニューヨーク本部の実質的なトップ。 ■用語 キメラ レッドラボで研究されていたDNAの融合実験で生まれた人工生命体。 当初は知能の低い個体が生み出されていたが、やがて高い個体も生まれ始めた。 何故リバティゲートという街中に姿を現したのかは不明。 アンノウン ブルーノ・リッチが生前集めていた武器。 武器ごとに特定の人間のエネルギー波に反応して姿を変える。 何故かペルゴラのスタッフや常連客からアンノウンに選ばれる人間が多く、キメラが現れるとアンノウンと戦う事になっている。 ホテル・ザ・ペルゴラ 巨万の富を築いたブルーノ・リッチが40歳の時に創業したホテル。 リバティゲートの海辺に建てられたリゾートホテルで、現在は老舗。 現在のオーナーはブルーノの孫イアンが引き継いでいるが、経営は支配人ジンダルに任せきっている。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント